会社案内

（十日町と五日町交差点近くにあり、南三陸さんさん商店街から５分の場所にあります）
 
・小ユニット（流し台、エアコン付）
　　小会議場として利用できます。
・大型ユニット
　　大会議場や打合せ会議として利用できます。（会議用テーブル、イス完備）
　　（テレビも完備し、パソコンデーターも映しだせます）
　　※駐車スペース４台分有
 
・長期の貸し出しも相談に応じます。
・物品販売や、小店舗としての活用もできます。
（気軽にご相談下さい。）
（貸し出しボックスも整備しています。）
 

旧志津川町本浜町の三人の画家たち

　出会いの館　絵画展示会

　10月15日（日）の午前11時から午後２時まで、千葉印刷本浜営業所「出逢いの館」伝承館で、
志津川地区本浜町出身の３人の絵を愛する住民の遺作を紹介する展示会を開催した。

■千葉賢一氏
　故人は千葉印刷の長男として印刷業に従事していた。仕事中に脳梗塞でたおれ、気仙沼市の老人介護施設「恵風荘」で絵画の創作活動を始め、その作品数は100点以上を越える。気仙沼郵便局でも展示会を開催し、気仙沼の三陸新報に記事としても、障害を持ちながらの、その頑張りが掲載された。

■佐々木久義氏
　2011.３.11の大震災で本浜の自宅は流出し、久義さんは津波で逝去された。津波の難を逃れ一時的に町を離れた奥様も、「志津川に必ず帰ります。」との言葉を残し、大震災からまもなくその訃報を聞きました。
　自宅には30㎝～３m の大作の絵まで、これまで創作してきた絵画が沢山部屋いっぱいに置かれていた。その絵も総てが津波で水の泡のように消えてしまった。
　町内の公的施設に多くの画を寄贈していたが、たった一つ町で目にするのが志津川高校の玄関の志津川の風景画だけとなった。
　片腕での身体障害者でありながら、障害者支援や国政調査にも尽力されていた。南三陸町の、おしいアーティストを３.11 の津波で失った。


■紅谷恵美子氏
　千葉印刷初代の兼治の四女として生まれ、地元に就職したのちに、東京へ自分の夢を追い就職し結婚した。
　繊細な創作センスは「海藻の押し花」からと、甥の私は思っている。主婦と子育て終え、夫婦で趣味の登山を満喫していたときに、突然の原因不明の病でこの世を去った。
　その趣味の域は「ボタニカルアート（植物画）」で開花した。習字や折り紙など多種多様な作品の創作活動を続け、その遺作の作品集のデータが実家の我が社に残っており、その作品を後世に伝える事をしていきたい。

　展示会には、佐々木さんの娘さんも遠路わざわざ南三陸町へ、父の遺作となった絵を見に会場を訪れてくれた。本浜町の方と共に千葉印刷本浜営業所の「東日本大震災慰霊塔」に、津波で帰らぬ人となった父へ静かに手を合わせていた。

辻文生氏県内２人の藍綬褒章受章
　2016年10月１日に平成28年度秋の叙勲で志津川字細浦徳性寺住職辻文生（69才）が、宮城県内で２人の藍綬褒章受章となり、その祝賀会が保護司会や行政職員・友人・知人など関係者90人が集まり、南三陸プラザにおいて開催された。
　辻文生氏は昭和60年３月に法務大臣により保護司の委託を受け、登米志津川地区保護司会に所属し積極的に更生保護活動を推進することにより、特に地域の青少年の健全育成と、犯罪からの立ち直りに、持ち前の力量を発揮し、社会復帰に大きな役割を果しておりその功績が認められた。

2016年12月11日現在で【マイタウン情報「がんばろう南三陸町」】復興58号を発行中（月刊誌 無料情報発信中）

▲　ページトップへ