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まちづくり協議会情報













南三陸町震災伝承施設展示計画について
(吉川由美氏によるコンセプト説明)

■南三陸町震災伝承施設の整備目的
東日本大震災の大津波による南三陸町民の被災体験を伝える 全国・世界からの支援への感謝を伝える 唯一無二の体験と感動を与える観光交流の拠点となる 町民が被災後の自分たちの生き方を見つめ、被災体験を語り合い、自らを誇りうる“みんなの広場”になる
■南三陸町震災伝承施設の基本コンセプト
基本理念 
東日本大震災に関わる南三陸町民の記憶と体験の伝承を通して「自然とは、人間とは、生きるとは」を五感で感じ、学びあい、思考する「みんなの広場」
■南三陸町震災伝承施設の機能
ラーニングセンター機能 アーカイブセンター機能 交流センター機能

(仮称)南三陸311メモリアル交流館

「震災伝承館」の基本計画の説明会には、町内から約20名の町民が集まり、熱心に町の構想を進めるコーディネーターによる話に耳を傾けた。

 4つの基本となる考えでは、

1.被災体験を伝える。(防災情報)2.世界からの支援を伝える。(感謝)3.南三陸町は温かく多くのボランティアが来てくれた。(勇気と感動と体験を与えてくれた)「ハブとしての機能を!」4.町民が、被災者が語り合える。(語り合い、己らを誇り合う)を上げた。


ホワイトキューブ運用イメージ(アート空間の中で)

1.生と死のはざまで深い悲しみを追体験するアート空間で、多くの命が失われた事実に気づき、その悲しみの深淵に立ち、自らに向き合う。
2.失われた風景〜着の身着のままになるとい
 うこと
 キューブの中に全員が入ると、照明が変わる。すべての壁と床に震災前の南三陸の景色が映し出される。やがてその風景は震災後の景色にクロスチェンジ。
 ◎震災前の町の姿を知り、変わり果てた被災後の風景を知る。
3.あの日、4つの場所で
 南三陸町の4つの地区の人々は、全く異なる状況の中で、生きるために力を合せていた。4つの地区の住民になって、直面する事態について考え、話し合い、選択する。
4.波に囲まれて
 海辺に立地していた戸倉小学校の子どもたちの避難について考える。
 9日の予震による津波警報時、戸倉小ではマニュアルに従って3階建て校舎の屋上に避難した。
 (本震時、あなたが教師だったら、どこに避難するだろうか?)
5.コミュニティの力
 津波被害を免れた入谷地区の立場で、被災した町民たちへの緊急的サポートについて考える。6、町内各地区での被災体験から学ぶ
 歌津地区、志津川地区での町民の体験から思考する。上水道、電気などインフラの整備に携わった人々の体験。
7.その情報は真実か
 正しい情報を得るために、どうすべきかを考える。混乱の中、正しい情報を把握する難しさを体験。
8.被災者と歩む
 新たな価値を生み出してきた復興の中に、全国・世界への町民の深い感謝を感じる。
9.南三陸人の哲学
 南三陸人の自然観、復興への矜持を知る。(説明会資料から抜粋)
〔説明の下部写真4枚は、震災後の弊社所有の物で当時の様子として掲載しました。〕

ごみの処理費の増大対策

現在1枚当たり17.2円を30円への増額として1世帯当たりの年間負担増額1370円に

 ごみ排出量の推移は、震災の年の平成23年には人口15352人で3102tで1人当たり554gだったが、昨年の平成29 年には人口13141人で4608tと一人当たり961gとなった。6年間で人口は2211人減少し、ごみは1506t増えた。また、ごみの処理費用は102343千円から203986千円増加し306329千円と、人口減少の中で約3倍にごみ量が増加した。一人当たりの処理費として6666円から2331 円と、16645円の3倍近い増加となった。
 要因として震災復旧や、仮設からの新築での家庭ごみや事業ごみが、年々拡大し気仙沼市へごみの搬出や山形への焼却灰の拠出が大きなごみ処理の経費として上げられている。
 有料ごみ袋の手数料における受益者負担の割合を20%以下として、近隣市町の実施状況を踏まえ価格を検討している。現在、仙台市は1枚当たり40円(45ℓ・税別)、登米市は30円(45ℓ・税別)となっている。
 南三陸町は、45ℓ袋30〜40円(1枚当たり)の価格を想定している。1世帯当たりの年間ごみ袋(45ℓ)使用枚数は107枚として、現在17.2 円(1枚当たりの市場価格)として1840 円が、12.8円増の30円とした場合3210円となり、一世帯当たりの年間負担増額として「1370円」となる。
 有料化導入の目的は、一人ひとりがごみの減量化や分別について意識することで、ごみの排出量抑制と資源ごみの分別が進み、処理費用を減らすこととなります。
 宮城県内の市町村の実施状況は、平成30年4月現在で31.4%で、35市町村中11 市町村が有料化となっている。

 有料化の計画時期 平成31年10月からを想定

 沼田地区の住民の声として、●袋が残った時はどうなるのか(新しい袋と交換できるのか) ●デザインは変わるのか(色を変え判るようにしていく) ●残った袋はシールを貼って利用しては、など現実的な意見が出された。31年の10月へ向け、町は4〜10月までには使いきれるよう、住民には対応してほしいとお願いした。

平成31年出初め式 南三陸町の火災から住民を守る

 平成31年1月5日(土)午前9時からベイサイドアリーナ駐車場に、消防団員300名、交通指導隊員8名、消防署員30名と町の関係者で400 名余りが集合した。
 国旗掲揚から、人員報告を行ない式辞では佐藤町長が「安全安心な町づくりに昼夜をとわず取り組み、3件の火災発生におさえ、地域に根差した活動もみられた。熊本地震の発生もあり、日頃からの備えが必要と感じた。」と述べた。
 高橋消防団長の訓示では、「今年は猪年ですが諸突猛進ではなく、前後左右を見て、力を合せて町民の命と財産を守っていただきたい。」と語った。
 祝辞では、三浦議長と小野寺五典衆議員議員が団員を前に激励の言葉を贈った。
 表彰伝達披露では、宮城県知事表彰(自治体消防70周年記念)として、第一分団団長の佐々木正喜さんが勤続31 年で表彰された。次に宮城県知事表彰として、消防防災功労で10名が表彰され、宮城県消防協力表彰として41名の団員が表彰された。
 最後の観閲では、町長・議長・防火婦人部長が団員の勇姿を確認した。

未来の南三陸のまちづくり
志小6年生が学習発表を行なった

 平成30年12月12日午前11時から南三陸本庁舎「マチドマ」に於いて、志津川小学校6年生が総合学習の時間で調査した事を一般町民や家族、役場職員の前で発表した。
 1回目は11時から15分で4つのブースで、A観光・B福祉・Cスポーツ・D環境、2回目は11時15分から15分でA3つの認証・B産業・C国際交流・D防災の8つのテーマについて調べた事を15分ずつ発表し、発表後は時間内で質問にも応じた。会場は来場者でいっぱいとなり、場内には子供たちが調べた資料を、パネルに貼り掲示もした。
 前半のAブースでは「観光」について、子供たちが平成22年度の観光人口を「140万人」
にしたいと、嬉しい発言をいただいた。
 後半のCブースの、「国際交流」の発表を聞いた。宿泊や交通、会話・イベントはインターネットなどの活用が必要との話をした。現在は宿泊地として民泊が40軒で、震災前は100軒以上もあった。そして、南三陸町には外国人が多く、観光協会の支援を受けパーティやバーベキュー等での外国人たちとの交流会を提案した。
 会話については、英語を話せる人が少なく外国人とコミュニケーションが取れない。趣味を通してスポーツやお茶会などで話す機会をつくる。また、インターネットを活用し、動画発信で南三陸の事を知ってもらい、そこに町の顔を入れる。交通情報には観光地の車の事も知らせる。楽な気持ちで町に来てもらいたいと話した。
 外国の皆さんとは学校での交流で、イギリス・台湾の方と会い、西洋の違いを挨拶で知ったと発表した。
 交流の感想を発表した児童に聴くと「会話に不安があったが、ジェスチャーで会話した。」「外国人は怖いと思っていたが、会話したら楽しかった。」「外国人が日本語を話すと安心して交流ができた。」と、語った。
 外国へはどこに行きたいか?の質問には、「韓国は韓流が好きだから」「エジプトは歴史が好きだから」「フランスはエッフェル塔が見たいから」「アメリカは、バスケットボールが好きで、一緒にバスケットボールがしたい」「アメリカは自由の女神がみたい」と話す。
 父母からの発表会の感想では、「都会にいると多くの外国人に会える、言葉が通じなくてもコミュニケーションができる。」、この発表会で子供たちは国際交流の大切さを知った。多くの来場者から、子供たちの発表にたくさんの拍手が送られた。


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千葉賢一作品集「遺稿集発刊に寄せて」



河北新報で千葉総合印刷取締役社長 千葉賢二郎 掲載される


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