南三陸町志津川マイタウン誌「千葉総合印刷」 南三陸町マイタウン情報「志津川広報センター」

南三陸マイタウン情報

2013年05月の出来事 〜地元報道より〜

◆キラキラとうに丼

 南三陸町で5月1日から「キラキラうに丼」の販売が始まった。キラキラ丼の中で最も人気のある丼で、訪れた多くの観光客らが、たっぷり盛られた生ウニに舌鼓を打った。

◆水温低く遡上いまひとつ

 南三陸町歌津地区の伊里前川で、今年もシロウオ漁が始まった。すでに捕獲するための仕掛け「ザワ」も設置されているが、水温が低いためか遡上するシロウオはあまり見られないという。

◆歌津大橋 撤去始まる

 南三陸町の旧国道45号歌津大橋の撤去工事が始まった。震災で被災したままの状態であったが、今秋までにすべて撤去する予定となっている。

◆一日も早い犯人逮捕を

 南三陸町志津川竹川原の工務店経営佐藤茂義さんと、妻のたけ子さんが自宅で刺殺された強盗殺人事件の発生から5月3日で11年となった。
 この日は南三陸署の署員16人が中瀬町と廻館の住宅を回りチラシを配布して情報提供を呼び掛けた。事件に関する連絡は同署(46-3131)で受け付けている。

◆伊里前 仮設店舗周辺に形成

 南三陸町歌津、伊里前商店街の再生計画案を盛り込んだ報告書がまとまった。現在、仮店舗で営業している福幸商店街周辺を中心に、新たな商店街を形成する計画となっており、今後、地元商店主らが具現化に向けて協議を進めていく予定だ。

◆体験と交流の場へ

 南三陸町御前下地内に南三陸ポータルセンターが建設される。センターは2棟あり、教育旅行の体験学習を行ったり、地域住民が交流したりする施設で、7月の完成を目標にしている。

◆友好の証し到着

 チリ共和国から贈られたモアイ像が5月15日、南三陸町に到着した。16日から南三陸さんさん商店街駐車場への仮設置作業が行われ、25日は関係者を招いて贈呈記念式が行われた。

◆世界中の子ども教育支援

 日本ユネスコ協会連盟と大手広告代理店「電通」が、南三陸町の間伐材で作ったポストで書き損じはがきを集めて換金し、世界中の子供たちの教育を支援する取り組みを始めた。
 「南三陸の森 希望のポストプロジェクト」と銘打った取り組みで、ポストは今年中に全国100ケ所への設置を目指している。

◆ルールを守って自転車運転を

 自転車安全利用指導強化月間にちなみ、南三陸署などは5月15日、志津川廻館地内で自転車の安全利用を呼び掛ける街頭啓発活動を行った。
 同署員や志津川高校交通安全委員会の生徒、地域交通安全活動推進委員ら60人が参加し、登校中の高校生などにチラシ、ポケットティッシュを配り安全運転を呼び掛けた。

◆払川ダム完工

 治水、利水を目的に建設された南三陸町歌津の払川ダム竣工式が5月18日、現地で行われた。村井知事をはじめ住民ら約150人が参加。テープカットの後、ダム湖「田束湖」の石碑の除幕や、ヤマメ約200匹の放流などが行われ完成を祝った。

◆歌津しろうおまつり

 南三陸町歌津、伊里前福幸商店街で5月19日、「しろうおまつり」が開かれた。参加者は過去最高の5000人となり、シロウオのおどり食いやシロウオすくいなどを楽しんだ。

◆コアラ館前に花壇

 南三陸町オーストラリア友好学習館(コアラ館)の建設を支援した豪州ニュージーランド銀行とレンドリース・ジャパンが5月17日、同学習館前に花壇を整備した。供用開始後に両者が訪問するのは初めてで、31人が広場に花壇を整備してバラやローズマリー、ラベンダーなど約120本を植えた。

◆竹トンボに大喜び

 南三陸町図書館による企画「竹トンボをつくろう」が5月20日、同館で行われた。
 志津川、入谷両地区の小学生10人が参加。牛乳パックで羽、ストローで軸を作り、羽には絵を描いたりシールを貼り付けたりして完成させた。
 この後、屋外で飛ばし、子供たちは「飛んだ、飛んだ」と歓声を上げていた。

◆チリ地震津波展始まる

 南三陸町図書館で5月22日から28日に「チリ地震津波展」が開かれた。当時の様子を伝える貴重な資料、写真など約200点が展示され、53年前に発生した災害を振り返っている。

◆個人向けツアー好評

 南三陸町観光協会が個人旅行者向けの体験ツアープログラムを始めている。3~4月にはワカメ刈り体験や、5月20日には「きりこ」に関する講話を聴いたり、手作り体験をするなど、季節ごとのプログラムが用意され好評となっている。

◆新たなお土産品に「オクトパス君せんべい」

 オクトパス君グッズの製造・販売を行っている南三陸町の南三陸復興ダコの会が、「オクトパス君せんべい」を開発した。せんべいには町内産タコと南三陸米を使用し、細かく刻んだタコがふんだんに練り込まれており、タコの煮汁などで味付けもされている。

◆チリ地震津波から53年 犠牲者へ黙とう

 チリ地震津波から53年目を迎えた5月24日、多くの犠牲者を出した南三陸町は防災行政無線でサイレンを鳴らし、犠牲者への黙とうを呼び掛けた。

◆平成の森で合同運動会

 南三陸町立伊里前小学校と名足小学校の合同運動会が5月25日、平成の森しおかぜ球場で行われた。
 合同運動会は今年で3回目となり、保護者や地域住民の声を背に、児童たちが青空の下を元気に駆け回った。

◆新生志中開校準備委を発足

 南三陸町立志津川中学校と戸倉中学校が来年4月に統合するのに伴い、5月27日に新生志津川中学校開校準備委員会が設立された。
 両校と関係小学校のPTA本部役員らで組織され、来年3月まで校歌や校章、制服などについて話し合っていく。

◆虫歯予防でフッ素うがい

 南三陸町は6月から町内すべての保育所、幼稚園で虫歯予防のためにうがいをする「フッ化物洗口」に取り組み始めた。
 子供の虫歯の数は以前から県内最多レベルにある上、震災による状況変化から虫歯を増やす要因が多くなっている。各幼児施設では歯磨き後の習慣とし、虫歯予防に取り組む。

◆小・中学生へ武道指導

 南三陸署による町内小・中学生への武道指導が今年も始まった。子供たちの健全育成を目的に、兵庫、和歌山両県警から同署に出向している署員が企画して昨年から行われており、柔道、剣道のスポーツ少年団員に来年3月まで稽古をつける。