南三陸町志津川マイタウン誌「千葉総合印刷」 南三陸町マイタウン情報「志津川広報センター」

南三陸マイタウン情報

2013年12月の出来事 〜地元報道より〜

清水漁港の復旧工事が急ピッチで進む

◆イーグルス 南三陸町で優勝報告会

 東北楽天ゴールデンイーグルスの優勝報告会が12月1日、南三陸町のさんさん商店街で開かれた。仙台市出身の齋藤投手や、牧田外野手が来場。町内をはじめ、近隣市町などから駆けつけたファン約2000人を前に初の日本一を報告した。

◆新生志津川中の制服決まる

 南三陸町立志津川中学校と戸倉中学校が統合し、26年4月から新生志津川中学校が誕生するのに伴い、新たな制服が決定した。
 現在の制服は志津川の男子が学生服、女子がセーラー服。戸倉は男女ともブレザーで、新しい制服には、男子はブレザー、女子はセーラー服に統一することとなった。新年度の入学生から着用する。

◆戸倉小 交通安全呼び掛ける

 南三陸町立戸倉小学校の児童が12月4日、南三陸さんさん商店街を訪れ、観光客やドライバーらに繭で作ったマスコットを配って安全運転を呼び掛けた。この日は3~6年生50人が参加し、安全運転を呼び掛けながらお手製のマスコットを、商店街を訪れた人たちなどに配った。

BSテレビの中村雅俊さん防災庁舎を見つめる

◆子供たちが絵で訴える

 南三陸町の子供たちが描いた人権イラスト・ポスター展が、12月7日からベイサイドアリーナで始まった。町内5小学校の5、6年生に呼び掛けて自由に描いてもらった力作85点が並び、人権擁護の大切さを訴えている。

◆ダメ、飲酒運転

 飲酒運転などの夜間取締りが12月6日夜、全国一斉に行われた。南三陸町でも歌津皿貝地内の国道45号で、南三陸署と気仙沼署の合同での検問が敷かれた。この日は両署の交通課員ら約10人が通過する車を止めたり、路側帯に誘導したりしながら、呼吸や免許証などをチェックしていた。

◆にぎやか2周年イベント

 南三陸町歌津、伊里前福幸商店街のオープン2周年記念イベントが8日、同商店街で開かれた。9店舗がセールを行ったほか、特設ステージでの音楽ライブや抽選会なども行われた。

「ふれあい」を引きリクエストにこたえる

◆交通安全に尽力

 南三陸署管内の優良運転手などへの表彰伝達式が同署で行われた。交通安全に尽くした8団体7個人に表彰状などが贈られた。

◆生コン工場新設

 南三陸町戸倉太田地内に、民間会社による生コンクリート工場が建設された。復興需要により資材不足になっており、新工場の建設によって復興のペースが加速すればと期待されている。

◆年末年始の特別警戒

 南三陸署による年末年始特別警戒出動式が12月13日、ベイサイドアリーナで行われた。式典では同署の南部署長らのあいさつに続きパトカー3台、青パト4台がパトロールに出発した。役場前では町防犯協会や交通安全協会などのメンバーがのぼり旗を立て、チラシや防犯用ライトなどを配って来庁者らに呼び掛けた。

◆HPで整備状況見える化

 南三陸町は「復興見える化」として、住まいに関する事業の進捗状況を町ホームページで伝える取り組みをはじめた。町民からの「復興状況が見えない」との声に応えるもので、防災集団移転28団地と災害公営住宅8カ所の整備状況が掲載されている。

低気圧の荒々しい海で美味しの海の幸は育つ

◆「花・花」がライブ

 南三陸町のベイサイドアリーナで12月15日、兵庫県出身の女性デュオ「花・花」のライブが開かれた。来場した130人を前にピアノの弾き語りやバックバンドを従えてヒット曲などを披露。美しいハーモニーで聴衆を魅了した。

◆住宅再建へスクラム

 南三陸町内の建設関係企業で組織する南三陸里創建みらいグループが、南三陸版復興住宅プロジェクトを進めている。これから本格化してくる住宅建築に地元業者でスクラムを組んで対応していく取り組みで、歌津伊里前地内にモデルハウスが建設されている。

◆市街地デザイン 建築家隈氏に委託

 南三陸町は区画整理事業で整備する八幡川左岸のグランドデザイン作成を、世界を舞台に活躍する建築家・隈研吾氏に委託した。デザインは本年度末までに仕上がる予定となっている。

水尻川の鮭料終わる

◆エリアメール自動配信へ

 南三陸町は、携帯電話などへ配信する防災情報メールの第1報を自動配信に切り替えた。これまでは気象庁の発表を受け、町職員らが文章を打ち込んで一斉送信していたため、発表と配信に大きな時間差が生じていた。自動配信により発表から配信まで1分程度となり、避難など迅速な対応につながると期待されている。

◆藤浜防集第1号 10区画完成

 南三陸町が防災集団移転事業で整備を進めている戸倉藤浜団地の造成工事が完了し、12月21日に竣工式が行われた。団地は約1㌶で宅地10区画と集会所用地が設けられている。式には町や藤浜地区をはじめとする関係者約60人が出席し、テープカットなどで造成完了を祝った。

志津川産カキ・ホタテをどうぞ

◆歌津でアワビ祭り

 南三陸町歌津の伊里前福幸商店街で12月23日、「歌津アワビ祭り」が開かれた。会場には朝早くから行列ができ、年末年始の食材を買い求める人たちでにぎわった。

◆18漁港が年度内完了

 南三陸町が管理する19漁港のうち18漁港が本年度末までに災害復旧工事を終える予定となった。残る細浦漁港も年度内完成を目指していたが、工事中だった物揚場の護岸の一部が倒壊したことで事業が中断。原因は「軟弱地盤によるため」としており、工事完了時期は未定となっている。

◆飲食店へ協力要請

 南三陸署、南三陸地区交通安全協会などが12月25日夜、町内の飲食店を訪問し飲酒運転根絶への協力を呼び掛けた。南三陸さんさん商店街では署員、団体関係者合わせて6人が各店舗を訪問し、「飲酒運転根絶に協力を」と声を掛け、ポスターやチラシ、ミニのぼりなどを手渡した。

◆子供たちが写真撮影

 南三陸町の子供たちが「誰かのために頑張っている町民」を写真に収めるイベントが12月27日から始まった。町内の5歳から小学6年生までの17人が参加し、27枚撮りの使い捨てカメラを使い、「誰かのために頑張る南三陸人」を探して撮影する。写真は後日撮影に協力してくれた町民に贈って日頃の頑張りに感謝する予定だ。

◆歌津みなさん館で「年の市」

 南三陸町歌津の「南三陸直売所みなさん館」で12月28日、「年の市」が開かれ正月用品を買い求める人で混み合った。先着でホタテ焼きやアツアツのカキ汁が無料で振る舞われ、舌つづみを打ちながら買い物を楽しんでいた。